さまざまなマイグレーションを提案するモダナイズサービス
ASPマイグレーション・サービス - クラシックASPをASP.NETに変換 -
クラシックASPからASP.netへの変換は、VB6からの変換に比較すると変換に適しています。これは、以下の理由によります。
- サードパーティーのコンポーネントを内蔵しているケースが少ない
- Webシステムのためイベントなどの処理がない
弊社の事例でも比較的容易にasp.netへの変換が完了しています。
aspのシステムは、主にHTMLを生成するaspファイル、aspファイルがインクルードしているincファイルで構成されています。これらのファイルは、ASP.NET でのaspxファイルとaspx.csファイルに変換されます。元のaspファイルがきれいにロジックと画面生成部分に分離されていれば、変換後のファイルもロジックと画面が分離された形になります。
aspシステムが利用しているライブラリはVBで開発されています。これらのコードは、aspファイルを変換する前にC#.NETかVB.NETに変換を完了しておく必要があります。
これらのライブラリは、aspシステムと同様に画面系のサードパーティーコンポーネントなどは包含していないため、比較的容易に変換が可能です。
gmStudioを用いた変換
gmStudioを用いた変換は、3つのステップで行います。
Step1
参照の解決
Step2
コンパイルエラーの解決
Step3
ランタイムエラーの解決
弊社では、aspの変換サービスを行っていますが、コンパイルエラー除去サービスでは、Step2までを行います。弊社からの納品後のプロセスは、以下の2つの方法が考えられます。
- Step3でのエラー情報をいただき、弊社でルールを追加して再変換を行い、コードを再納品する。このプロセスを繰り返し行って、Step3を完了させる。
- Step3の一部を疎通テストという形で行い、納品したコードについてはその後、再変換を行わず手動での修正を行ってテストを完了させる。(疎通テストはHTMLレベルで問題点がないかを確認します。)
トータルのコストとしては、大きな差はないですが、リソースの状況により選択をしていただければと思います。
オプションサービスとして弊社クラウドサービスの設計書自動生成・更新サービスAppDocOne、脆弱性スキャンサービスAppSecOne、新旧比較にTestSupportOneの各サービスをご利用ください